放射線とカテーテル
入院初日から、検査まみれになってきました。
今日は採血→放射線治療リハーサル→心電図→骨髄穿刺→カテーテル挿入
という流れです。
フルコースですね。
今回新たに加わった「放射線治療」ですが、これは移植の前処置として行われ、全身に放射線を浴びせまくって白血病細胞をせん滅させてやろうという治療です。
実施日は2/19ですが、今日はそのリハーサルでした。
何をリハーサルするんだというと、「ポジション決め」です。
放射線治療をする際はベッドくらいの台に仰向けになり、周りを発泡スチロールなどで隙間なくギュウギュウにします。
その方が、効果的に放射線が行き届くそうです。
そのベストポジションを前もって決めておくのです。
というわけで今日は準備として、発泡スチロールをわんさか敷き詰められて身動きが取れない状態にされてきました。
さながら鮮魚コーナーの魚か、死化粧をして棺桶に入った仏様のようです。
魚か人間の死体ですね。
本番は、その状態で1時間弱、放射線を浴びるということになります。
CDを室内でかけることが出来るようなので、迷ったのですがここはやはりB'zでしょう(^。^)
あとカテーテル(点滴の管)挿入もありまして、これはいつもの腕からのやつではなく、胸から入れる長〜いやつです。
胸から心臓付近まで、20センチくらいの管を入れます。
入れる時は麻酔をして、針金で穴を広げてからカテーテルを入れます。
文字にすると、痛そー!
実際は痛いは痛いのですが、麻酔がチクっとするくらいで、当然ですが麻酔さえ効けば後は何ともないです。
ただ、たまに効きが弱いと針金の時にめっちゃ痛いですが。
入ってしまえば、初日は少し違和感がありますが、2日もすれば痛みも無く慣れてきます。
初日に多少痛くても心配はいりません。
準備はだいたい整ったので、あとは放射線を当てて点滴の抗がん剤を流して薬を飲むだけです。
30分も面会時間をオーバーして残ってくれた弟に感謝しつつ、僕は眠りにつくのでした。
ちゃんちゃん。
4コメント
2018.02.16 21:30
2018.02.16 13:34
2018.02.16 13:10