【書評】『人生の勝算』前田裕二
治療が様子見段階に入り、書くことがなくなってきたので書評を復活したいと思います。
多分、今が人生で1番本が読める時期だと思うのでバンバン読んでバンバン更新していきたいという意気込みです。
ということで、久しぶりの書評はこちら。
前田裕二さんの「人生の勝算」です。
著者29歳。
SHOWROOMというライブ動画配信サイトで大成功中の社長です。
本の内容は、若き起業家のサクセスストーリーって感じでしょうか。
著者初の著書(3回言ってみてください)ということで、生い立ちから現在までの経緯が書かれています。
ホリエモンでいうところの「ゼロ」に当たる本ですね。
この本を読むと、こういう人を見てよく思ってしまいがちな「なんか上手く時代に乗って楽して儲けてるんでしょ」という先入観をぶっ壊してくれると思います。
凄いと言われる人はやはり物凄い努力してるんだな〜と改めて思わせてくれます。
そういった意味では見た目で少し損をしている(チャラめ)気がしますが、twitterで「著者の見た目はチャラいけど内容は真面目でとても面白かった!」と書いたところ、本人から「ありがとうございます!チャラさは今年は改善していこうと思います笑」と返信が来ました笑
絶対いい人やん。
この返信を見てもわかる(?)通り、いち読者に対しても、そして社内のスタッフを始めとして非常に「人」を大切にするという信念を持っていることが伝わってきます。
それは著者がサラリーマン時代に先輩から学んだことのようです。
著者は小学生の時から路上の弾き語りを工夫して1日数万円の利益を出していたというエピソードからもわかるように、元々ビジネスの才能はあったんだとは思います。
ただそんな天才がこんなに努力してるんだからこそ、凡人はもっとやんなきゃダメだろ!と素直に思えるほど、凄まじい努力をしてきたことが伺えます(サラリーマン時代は毎日1人だけ朝5時出勤)。
自分は動画配信サイトとはあまり縁がなさそうですが、この本を読んでるうちに何事にもヤル気が出てくるというか、著者を応援したくなってしまうような、そんな本でした。
オススメです。
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