生命保険
人間、いざ自分が当事者になってみないと実感出来ないことは沢山ありまして。
その1つが「生命保険」です。
仕事でお世話になっている担当の方から入っているのですが、以前は正直「仕事の付き合いで仕方なく入っている」という感じでした。
だって、何ともない時は自分が病気になるとか死ぬなんて思うわけないじゃないですか。
1ミリも思ってなかったですよ。
ある時、「月々の支払いもバカにならないし、保険料減らそうかな。」と思い、担当支店へ行った時のこと。
いつもの担当の方は不在で、支店長が対応してくれました。
僕「あの〜、ちょっと保険料減らしたいんですよね。」
支店長「どれを減らしますか?」
僕「そうですね〜、これとこれと、あとガン保険もいらないですかね〜。」
支店長「他のは良いですけど、それは減らさない方がいいですよ。」
僕「えー、そうですかねー。これ減らすと結構安くなるんですけど…」
支店長「いえ、これを減らすのはお勧め出来ません。
僕はもし自分の子供の保険を見直すことがあっても、今と全く同じことを言います。」
僕「そうですか〜…。じゃあ、とりあえずそれでお願いします。」
という感じで、内心「なんだ、もうちょっと安く出来ると思ったのに。」という気持ちで手続きを終え、支店を後にしました。
それが2017年2月。
そして僕が白血病を発症したのが2017年6月です。
あの時ガンの保険を解約していたらと思うと、ゾッとします。
もちろん、その保険に入っていたお陰で本当に物凄く助けられています。
もしも解約していたら、今とは別の余計な不安や悩みがいくつも出て来て、もっと大変な思いをしていたと思います。
そうは言ってもなかなかピンと来ないとは思いますが、こうして当事者の考えに触れることによって「いざ」という時の事をちょっと考えてみるのもいいんではないかと思います。
それではまた(^。^)
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