髄注


「今日は何のイベントも無い」と言っていた僕の気持ちを知ってか知らずか、急遽新たなイベントが入りました。



「髄注」です。



髄注とは、簡単に言うと腰から入れる抗がん剤で、細い注射針を腰に刺し、髄液を抜いた後に抗がん剤を注入する治療です。



何のためにやるかというと、白血病細胞が脳に達するのを防ぐためです。
普通の点滴では抗がん剤は脳には行き届かないのですが、髄液の中に抗がん剤を打つことにより、頭の方にまで浸透させることが出来ます。

そして、その髄液が溜まっている部分が腰というわけですね。






実際にはこんな感じです(服は着てます)。

丸まって、細〜い針を腰の骨の間に入れます。


めっちゃ痛そう!と思われると思いますが、針が細いのと麻酔をしてるので、「普通にやれば」そんなに痛くありません。



【失敗すると】

ただ、場合によってはめっちゃ痛い時もあります。


それは「針が神経に触れた時」です。


針がズレたりして不用意に他の神経を刺激してしまうと、それはもう激痛で、下半身にビリッッ!!っとした痛みが走ります。


髄注はもう5回くらいやりましたが、最初の頃に1度だけそれを味わいました。


あまり日常では出会わない感じの痛さです。




今の先生は慣れてる感じなので平気だと思いますが、今はとにかく早く終われと切に願っております。




では、髄注後に。

入院生活あれこれ

急性リンパ性白血病で2017年6月より入院中。 33歳男です。 内容は現状報告がメインですが、読んでしんみりするようなものはほとんど無いので、小さいお子様でも安心してお読み頂くことが出来ます。 毒にも薬にもならない、それが当ブログです。 フォローする手順が多少めんどくさいみたいですが、それを乗り越えた先にあなたの栄光があります。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • ZAKIO

    2018.01.15 02:50

    @あーみぃわかりやすく裸にしたのか… 確かにあの人に見えるね笑
  • あーみぃ

    2018.01.15 02:43

    マッパじゃなくてヨカッタ(笑)図が、ターミネーターのあの人にしか見えない…